1952-06-20 第13回国会 衆議院 議院運営委員会 第65号
こういうことが、自然会期を延長せざるを得ない原因をなしておる。要するに、衆議院から参議院に送付するのが遅れたということなんです。これはかかつて吉田内閣と与党である自由党の責めに帰さなければならない。われわれ野党としては、はなはだ迷惑しごくであります。従つてこういう事柄について、将来再びこういう轍を繰返すことのないように、多数党である諸君が十分にやはり努力してもらわなければならない。
こういうことが、自然会期を延長せざるを得ない原因をなしておる。要するに、衆議院から参議院に送付するのが遅れたということなんです。これはかかつて吉田内閣と与党である自由党の責めに帰さなければならない。われわれ野党としては、はなはだ迷惑しごくであります。従つてこういう事柄について、将来再びこういう轍を繰返すことのないように、多数党である諸君が十分にやはり努力してもらわなければならない。
○中野(四)委員 そうすると慣例上一月一ぱいは休むべきである、休むべきでないということが、前の議会においては大分議論があつて、この運営委員会が紛糾したことがあつたのですが、副議長、議長というような議会運営に重要な職にある人が、一月一ぱい行くということになると、これは自然会期の問題がかんで来ると思う。それに神山君の言う不測の状態が、起らぬとも限らないことになると、なお議会の運営が問題になると思う。
そうなつたら社会党の意見のように、自然会期を延長しなければならぬと思う。
從つてそうだということになれば、出て來ない前にそういうことがきめられてあつて、それから案が出て来るということになれば、自然会期の問題について考えなければならぬと思うのですが、これは運営委員長としてどういうようなお考えを持つておられるか、委員長のお考えを伺いたい。
各党で準備をせねばならぬでしようし、このことは自然会期にもからんできて、施政方針の演説に対して一週間も質問をやるということになつてくれば、自然会期も二十日間ということになつてくる。
とうたつてありますが、今までの慣例からすれば、自然会期の始まる前に政党政派に移動があつた場合は、その是正をやつておかなければ、この四十六條の精神を活かすわけにいかぬ。現にあるところは非常に減つておりながら、持つているものは余計持つている。また重複してやつている。そういうことは是正して行くことが当然だと思う。